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浜松開誠館中・高 創立20年で新校歌

◆小椋佳さん作詞作曲 あす式典、初披露

小椋佳さん

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 女子校から男女共学になって今年創立二十周年を迎えた浜松開誠館中学校・高校が、「愛燦燦(さんさん)」や「シクラメンのかほり」などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライター小椋佳さん(74)に作詞作曲を依頼し新しい校歌を作った。四日の記念式典で生徒に初めて発表する。軽快なリズムや明るい曲調で、未来への希望をイメージさせる。

 ヘ長調で少し早歩きに歩くような軽やかなテンポの曲。三番まである歌詞の冒頭は「ここ浜松の」から始まり「恵み豊かな光を受けて」や「心騒がす風の誘(いざな)い」と続き、地元の特色を取り入れている。二番には「眼差(まなざ)し遥(はる)か 世界を見つめ」とグローバル化が進む中で広い視野を持つ生徒像を描いた。

 同校は一九二四年、四年制の誠心高等女学校として開校した。九八年に校名を変更し男女共学となったが、これまで女子校時代の校歌を歌い続けてきた。男子生徒にはキーが高くて歌いにくいなど新しい校歌を望む声も上がっていた。

浜松開誠館中学校・高校の新校歌の楽譜

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 二十周年を機に新しい校歌を作ろうと昨秋、後援会やPTAなどでつくる製作委員会を発足した。小椋さんは第一勧業銀行(現みずほ銀行)の浜松支店長として浜松市で勤務したことがあり、静岡にゆかりがある人物。地元で親しまれている春華堂「うなぎパイ」のCMソングも手掛けている。小学校から大学まで数十曲の校歌を作ってきた経験もあり、満場一致で依頼を決めたという。

 高林一文理事長(70)が未来へ向けて生徒が目標を持つという教育方針を説明し、郷土の地名をぜひ入れてほしいとお願いした。話を進める中で、小椋さんの息子神田知秀さん(48)の妻孝得(たかえ)さん(45)が開誠館の前身である誠心高校の卒業生であることも分かった。

 四日の式典では、吹奏楽部の生伴奏にのせ、生徒会や合唱部の生徒十九人が生徒や保護者の前で新校歌を披露する。小椋さん本人も訪れる予定だ。新しい校歌に高林理事長は「つい口ずさみたくなるようなメロディー。中高生に必要な詞も多く、学校に合った素晴らしい校歌。見事に思いを受け入れてくれていると感じた」と語った。

(相沢紀衣)

 

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