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御前崎の廃棄物発電施設 初の住民説明会

◆不安や疑問が相次ぐ

満席になり、席を追加するほど住民が集まった説明会=御前崎市池新田公民館で

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 御前崎市池新田地区に県内最大級の廃棄物発電施設の建設を計画する「大栄環境」(神戸市)が二十八日、池新田公民館で住民説明会を開いた。昨年十二月に計画が表面化して以来初めての開催。出席者約三百四十人のうち二十人余から質問が相次ぎ、その半数以上が計画推進過程の情報不足や不透明さ、安全性を疑問視する意見だった。

 同社側が環境影響評価方法書の内容を説明した。それによると、施設は「御前崎リサイクルエネルギープラザ」として産業廃棄物を焼却。積載量四〜二十五トンのトラックが一日百四十台出入りする。二〇二三年四月に運用を開始する予定。池新田財産区が所有地への進出を誘致し、財産区管理者の柳沢重夫市長名で同社と土地の賃貸借契約を交わした。

 質疑応答では、一部住民しか知らない中で計画が進んだと、複数人が指摘し、「池新田だけの問題ではない。広い範囲で説明を」「財産区管理者に話を聞きたい」と要望した。海へのダイオキシンの影響を調べないことに「良心に欠ける」との声もあった。

 一方で、焼却熱の有効活用や雇用創出、納税などの地元貢献に期待する意見があった。

 説明会は、予定の倍近い三時間弱で終了。七十代女性は「知らないところで話が進む。会社が言うように安全なものならいいけど、分からないから」と話していた。

(河野貴子)

 

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