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天竜ジビエの魅力紹介 浜松市でフェス

シカの革を活用したバッグや靴などを販売するブース=浜松市中区で

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 浜松市天竜区産のジビエ(野生鳥獣肉)の魅力を紹介する「天竜ジビエフェス」が十五日、浜松市中区のサーラプラザ佐鳴台であった。各団体や事業者がジビエ料理や革を使った商品を販売。狩猟をテーマにした猟師の講義もあり、来場者がジビエに理解を深めた。

 講義では、天竜区春野町のジビエ解体加工施設「ジミート」代表の天野進さん(67)が三十年近い狩猟歴を踏まえ、野山のイノシシやシカが食肉になるまでの過程を紹介した。

 天野さんによると、狩猟者の高齢化が課題で、若い女性の担い手は近年増えてきたが、解体を手掛ける人は少ないという。捕獲の場所や時季などで肉質が異なるのがジビエの特徴といい「十頭いれば十頭の味がある。個体差を楽しんでほしい」と話した。

来場者にシカやイノシシの脚を披露する白沢慶さん(右)=浜松市中区で

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 若手の女性猟師で西部猟友会森町分会の森町職員、白沢慶さん(30)も登壇した。曽祖父が狩猟に携わっていたという白沢さんは「ジビエはおいしく、自分でも捕れたら」と三年前に狩猟の免許を取った。足跡の見分け方の解説では、シカとイノシシの脚の剥製を示し、来場者が興味深げに眺めたり手に取ったりした。

 会場では市内の五店舗が、シカ肉のクッパやシチューなどを販売し、完売する人気ぶりだった。肉以外の部位を活用する動きも広がりを見せ、事業者や猟師がシカの革を素材にした手提げカバンや靴、角を使ったアクセサリーなどを販売した。

 フェスは、ジビエの消費促進と天竜の活性化につなげようと、市内の提供店代表ら有志でつくる天竜ジビエフェスプロジェクトが昨年に続いて企画した。

(島将之)

 

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