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優雅に華やか御殿飾り 湖西市新居

◆江戸期の五人ばやし 紀伊国屋資料館

江戸時代の五人ばやしも並ぶ「おひなさま展」=湖西市新居町の紀伊国屋資料館で

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 昭和初期の御殿飾りなどが並ぶ「おひなさま展」が湖西市新居町の紀伊国屋資料館で三月十一日まで開かれている。江戸時代末期作で大名所有とされる五人ばやしも毎年この時期のみ公開される。近くの小松楼まちづくり交流館でも御殿飾りや変わりびなを三月四日まで展示している。

 五人ばやしは新居関所史料館の所蔵。大きさからも豪華さを感じられるほか、絹の着物、皮と漆塗りで作られた笛や太鼓など全て本物と同様に作られているという。

 紀伊国屋資料館のその他のひな人形は、地元呉服店や新居宿史跡案内人の会のメンバーらが寄贈した昭和初期の段飾りでメンバーらが協力して飾り付けている。

 段飾りの中で昭和初期から四十年前後まで流行した御殿飾りには神宮の屋根を模した御殿や、しゃちほこが載る「名古屋風」の御殿に男びなと女びな、三人官女たちが納まる。案内人の会のメンバーは「明治ごろより前と比べると、男びなと女びなの並ぶ位置が変わっていき、今は向かって左に男びな。時代による違いも感じてもらえたら。五人ばやしは本当に豪華で貴重」と話している。三月四日には甘酒が振る舞われる。紀伊国屋は入場料(大人二百十円、小中生百円)が必要。

◆しゃちほこや筋塀も 小松楼

小松楼に飾られている御殿飾り=湖西市新居町で

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 元芸者置き屋だった小松楼の御殿飾りは、経営者の初孫が一九三三(昭和八)年に生まれことで用意されたもの。京都御所になぞらえた作りの御殿の上にしゃちほこも載り、脇殿や御所と同じ五本線が引かれた筋塀もついている。昔話や歌舞伎を模した変わりびなも並ぶ。

 三月四日午後二時から、三味線奏者の音弥さんの演奏会(五百円)がある。定員三十人。問い合わせは小松楼=電053(594)0540=へ。

(野村由美子)

 

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