トップ > 静岡 > 11月24日の記事一覧 > 記事

ここから本文

静岡

「ターナーからモネへ」開幕 静岡市美術館

◆英仏の美術交流 軌跡追う

開幕した会場で多くの観覧者が足を止めるモネの「パラッツォ・ダリオ」=静岡市葵区の市美術館で

写真

 十九〜二十世紀の英仏両国の美術の変遷をたどる企画展「ターナーからモネへ」(中日新聞東海本社など主催)が二十三日、静岡市葵区の市美術館で開幕した。英ウェールズ国立美術館の所蔵品から厳選した七十三点が一挙に公開され、来場者を楽しませている。

 英仏の美術は、フランス印象派のモネが一八七〇〜七一年の普仏戦争時に滞在したロンドンでターナーらイギリスの巨匠の風景画に触発されるなど、双方が影響を受け合ったことで知られる。ウェールズ国立美術館は自国の画家の作品だけでなく、フランス近代美術のコレクションの豊富さでも知られ、市美術館によると、数十点規模の展覧会は約二十年ぶり。

 企画展では、ロマン主義からポスト印象派までを五つの章に分けて紹介。ベネチアの運河を描いた「パラッツォ・ダリオ」などモネの油彩画三点のほか、ルノワールらフランス画家と、ターナー、コンスタブルらイギリス画家の作品が織り交ぜて展示されている。

 開幕式では、ウェールズ国立美術館のデイビッド・アンダーソン館長が「国際的な文化の交流と人や思想や美術作品が境界を超えた時に生まれる成果をテーマにしており、日本での開催にふさわしい。楽しんでほしい」とあいさつした。

 企画展は来年一月二十八日まで。祝日を除く毎週月曜日と年末年始(十二月二十八日〜来年一月一日)は休館。一般千二百円、大学・高校生と七十歳以上八百円、中学生以下無料。

(松野穂波)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

衆院選2017 静岡

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索