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ふるさと納税で動物を 静岡市寄付募る

◆目標1000万円

 静岡市はふるさと納税制度を活用し、市営の日本平動物園(同市駿河区)で飼育するジャガーやピューマの購入費を募っている。目標額は一千万円。動物園の人気者たちの跡取り確保のため、全国から協力を得る狙い。動物購入費がふるさと納税の使い道になるのは珍しく、市は例年寄付額が多くなる年の瀬を控え、動物園のPRと寄付増額の相乗効果を図りたい考えだ。

 ふるさと納税制度では、納税者が返礼品を選ぶとともに、教育や福祉など寄付金の使い道を自治体に指定することができる。

 昨年度、静岡市に寄せられた寄付額は約二億一千七百万円。使い道の指定は「子ども・教育」が最も多かった。指定できる使い道には子ども・教育のほか、「三保松原の保全・活用」などがあるが、十月から新たに「動物購入」を加えた。

 日本平動物園が購入を検討しているのは、ジャガー、ピューマ、ピグミーマーモセットの三種類。いずれも園内の施設で飼育されているが、ジャガーは雄しかおらず、ピューマは雄雌二匹がいるが、いずれも十七歳と高齢で病気がち。両種とも「猛獣館」の人気を支える動物だが、将来、展示ができなくなる可能性があるという。

 ピグミーマーモセットは人間の親指と同じ大きさの小型サルで、国内では日本平動物園を含む二園のみが飼育している。現在、日本平動物園にいる三匹は寿命と言われる十年が迫りつつある。

 市は、ジャガーの雌(三百万円)、ピューマの若い雌雄(計五百万円)、ピグミーマーモセットの若い雌雄(計二百万円)の購入を予定している。同園の担当者は「市民から応援をしてもらいながら、繁殖などの課題にも関心を持ってもらいたい」と話している。

 問い合わせは、静岡市財政課=電054(221)1536=へ。

(沢井秀之)

 

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