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佐吉翁の海外進出の地巡る 湖西市長ら

◆上海を訪問

春日井雅人館長(左)から上海豊田紡織廠について説明を受ける影山剛士市長(右から2人目)ら=14日午後、中国上海市で(松野穂波撮影)

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 トヨタグループの創始者で湖西市出身の豊田佐吉(一八六七〜一九三〇年)の生誕百五十年にちなみ、同市の影山剛士市長は十四日、佐吉が紡織業で海外進出を果たした中国上海市を訪問した。当時の工場跡地を復元した上海豊田紡織廠(ぼうしょくしょう)記念館など、佐吉ゆかりの地を巡った。

 佐吉は日中親善などを目的に一九二一年、海外初の生産拠点として上海に工場を設立。従業員四千五百人を現地で雇い、中国国内向けの製品を生産した。工場は四五年まで存続した。

 記念館では、海外進出に反対した周囲を「障子を開けてみよ、外は広いぞ」と説得した佐吉の思いや、上海で築いた資産を原資に新型織機を完成させた成果について春日井雅人館長が説明。影山市長は視察後、「佐吉翁の海外へのチャレンジ精神を受け継いで地元に広め、湖西市の産業発展に尽力したい」と述べた。

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 視察には湖西市の企業経営者らでつくる団体「クラウン会」のメンバー六人が同行。佐吉の当時の邸宅に隣接する在上海日本領事館も視察した。

 影山市長は静岡県と中国浙江省の友好提携三十五周年を記念した県訪問団の一員として訪中。自身が二〇〇七〜一一年まで在上海日本総領事館領事を務めた縁で、片山和之総領事と会談。領事時代に設立に携わった上海日本人学校浦東校高等部も視察した。

(上海=松野穂波)

 

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