トップ > 静岡 > 3月9日の記事一覧 > 記事

ここから本文

静岡

自治体初 県が緊急輸送路の電柱新設NG

 静岡県は八日、県が管理する道路のうち、災害救助や物資供給を目的に事前に定めている緊急輸送路での新たな電柱の設置を禁止すると発表した。禁止は三十一日から。想定される南海トラフ巨大地震などで電柱が倒れて通行の妨げとなることを防ぐ狙い。県によると全国の自治体で初めての取り組み。

 県は二〇一三年に改正された道路法で、電柱の新設を禁止する。県道路企画課によると、対象は県が管理する国道と県道のうち、災害時の緊急輸送路に指定している計約千百キロ。地形の問題で電線や通信回線の埋設が難しい場合や、民地での設置に同意が得られない場合に限り、原則として二年間の仮設を認める。

 同課の担当者は「電力会社や電話会社と調整し、道路を管轄する警察署との協議ができた」と説明した。緊急輸送路のうち国管理の道路では一六年四月から電柱の新設が制限されている。

 県は防災や景観の観点から無電柱化も進めている。県内では一五年度までに、市街地の幹線道路を中心に国道など計約百七十キロで無電柱化を実施。一六年度も三十カ所の道路で進めている。

(山田雄之)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索