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「桜ケ丘病院、清水庁舎に」 運営法人が意向

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 静岡市清水区の桜ケ丘病院の移転地選定を巡る問題で、病院を運営する独立行政法人地域医療機能推進機構(東京都港区)は十一日、市が移転先の候補地として示していた市清水庁舎と清水桜が丘公園のうち、「庁舎の方が適している」との考えを文書で明らかにした。近く庁舎に正式決定する見通し。市は津波浸水想定区域にある庁舎を優先候補地としてきたが、地元住民や静岡県の川勝平太知事が反対していた。

 同日、川勝知事は機構本部を訪れ、尾身茂理事長らと面談。終了後、機構が報道機関向けに文書で意向を表明した。

 機構は、庁舎が適している理由について、交通結節点にあることと患者数増加が見込めることを挙げ、移転新築時期の見通しがたち、周辺道路が広くて救急車両の通行が可能などと説明。利便性、早期移転可能、安定経営、周辺環境などいずれの点でも、病院現在地近くの高台にある公園より、庁舎の方が優れていると判断した。

 津波に関しては、波の圧力を受けにくい建物構造にし、電気設備を上層階に置くなど「先行事例の実績も踏まえて対応が可能と考え、対策には全力を挙げる」とした。

 市は、病院移転に伴い引っ越すことになる現清水庁舎の移転先について、JR清水駅東口公園を最有力地としている。

 桜ケ丘病院は市指定の救護病院。清水庁舎の現在地は最悪の想定で平均一・五メートル、東口公園はさらに深い平均二・三メートルの津波浸水が想定される。

(河野貴子)

 

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