トップ > 滋賀 > 1月21日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

高島でオスプレイ訓練説明会 周辺住民ら不安の声

市議らに説明をする近畿中部防衛局の多賀企画部長(中)=高島市役所で

写真

 高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で二月四日から始まる、米軍の輸送機オスプレイも交えた日米共同訓練についての説明会を、陸自が二十日、高島市新旭町の高島市役所で開いた。地元選出の県議や市議、市幹部職員ら約五十人が参加し、近畿中部防衛局の多賀浩之企画部長ら陸上自衛隊関係者六人から説明を受けた。

 訓練は二月四〜十五日に、陸自隊員約六百人と米海兵隊員約三百四十人で行う。同演習場でのオスプレイが参加する訓練は、二〇一三年に続いて二回目。高島市の陸自今津駐屯地には陸自、米海兵隊合わせて約八百三十人が駐在。オスプレイの整備を担当する米海兵隊の部隊約百十人は、三重県伊勢市の明野駐屯地に駐在する。

 五〜六日には射撃訓練を実施予定だが、昨年十一月に起きた誤射事故を受けて、八一ミリ迫撃砲は使用しない。また、射撃訓練や飛行訓練は午後八時までに制限する。オスプレイ飛行訓練は四〜五日の予定だが、天候条件により変更する可能性があるとした。今津駐屯地に現地連絡本部を置き、高島市などへの情報発信を迅速にすると説明した。

 会の後半には市議などが質問。「オスプレイは市街地で飛行しないか」との質問に対し、陸自側は「米軍側に安全体制の万全を期すよう求めている」との説明だけに終始した。また「誤射事故について、住民に十分な説明したか」と意見を求められると、「昨年末に説明をさせていただいた。引き続き安全管理の徹底をしていく」と回答した。

 高島市新旭町の観光物産プラザでは二十日夜、演習場の周辺住民に向けた説明会もあった。周辺住民からは「共同訓練を中止してほしい」といった声や、「なぜ米軍が説明に来ないのか」といった厳しい意見も出ていた。

 (柳昂介)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索