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映画でSDGsに関心を 県立大有志が10月から上映会

映画の内容を振り返りながらSDGsについて考える参加者=彦根市八坂町の県立大で

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 国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」について考えるきっかけにしてもらおうと、県立大(彦根市)の教職員と学生の有志七人が十月から月一回のペースで、SDGs関係の映画を上映する「県大SDGsシネマ」を開いている。七人は「シネマを契機に県立大を地域でSDGsを考える拠点にしたい」と意気込む。

 SDGsは「飢餓をゼロに」や「人や国の不平等をなくそう」など十七の目標を掲げる。県立大は六月、SDGsの普及・推進に力を入れると宣言。まずは多くの人に関心を持ってもらおうと、学内の地域共生センターを中心に映画上映会の構想を進めた。

 シネマでは、SDGsが掲げる目標のいずれかと関わりのある映画を学生や教職員、地域住民が鑑賞し、感想を共有。目標達成に向け、自分たちにもできることがないかを考える。

 県立大交流センターで十一月二十七日にあった二回目の上映会では、学生や教職員十八人がドイツのドキュメンタリー映画「デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり」を鑑賞。精神障害と向き合う豪州のピアニスト、デイビッド・ヘルフゴットさんが社会復帰を目指す姿に見入った。

 鑑賞後は、参加者がSDGsのどの目標と関わりがあるかを考えながら「精神障害の人が働くには、周りが病気を理解しないといけない」「受け入れてくれる人がいるだけで救われる精神障害者もいるのでは」などと意見を交わした。

 有志の一人で、人間文化学部三年の肥後華織さん(20)は「SDGsについて考えることが、自分の行動を見直すきっかけになる。これからも自分の人生と切り離さずに考えていきたい」と語った。

 次回は今月十八日午後六時十五分から、交流センターで、安価なファストファッションの裏側に迫る「ザ・トゥルー・コスト」を上映する。参加無料。(問)県立大地域共生センター=0749(28)9851 

 (稲垣遥謹)

 

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