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彦根城で松に「こも」巻き 寒さへ、備え万全

松にこも巻きをして冬に備える彦根城管理事務所の職員=彦根市金亀町で

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 暦で冬の始まりとなる立冬の七日、彦根市の国宝彦根城で城内の松百本ほどが「こも」を巻かれ、寒さへの備えを始めた。

 江戸時代から続くとされる風物詩。彦根城管理事務所の職員十五人が作業を進め、樹齢三百年を超す松を含め三十三本が並ぶ中堀沿いの「いろは松」でも、赤い法被をまとい、手慣れた様子でこもを巻いた。

 もち米のわらでできたこもは職員のお手製。ガの一種で害虫の「マツカレハ」を駆除する狙いで続けられるが、近年は効果を疑問視する研究もあり、姫路城(兵庫県)では二〇一六年に中止した。彦根城管理事務所は「風物詩として定着しており、なくなりつつある文化だからこそ継続したい」としている。こも外しは啓蟄(けいちつ)の来年三月六日。

 (大橋貴史)

 

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