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手間かけたヒラタケに人気 甲良で収穫作業始まる

ヒラタケを原木栽培する松宮さん=甲良町尼子で

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 秋の味覚、キノコの「ヒラタケ」の原木栽培に取り組む甲良町尼子の松宮滋さん(73)が収穫作業に追われている。ヒラタケの原木栽培は県内では珍しく、肉厚で歯応えがあると好評。販売する道の駅「せせらぎの里こうら」(同町金屋)でも人気を集めている。

 松宮さんは元公務員。「人が作っていないもので収入を上げたい」と八年ほど前、独学で栽培を始めた。原木は、いくつか試して柿の木に決定。二月に伐採して幹を長さ二十センチほどに切った後、たらいの中に水と種菌、おがくず、米ぬかを入れてよく混ぜ、原木の切り口に塗りこむ。

 塗った面を上に四段に重ね、直射日光が当たらず排水が良い所でコモやムシロなどで覆い、菌の活着を促す。収穫は順調。原木で時間をかけて栽培したヒラタケは消費者に好評だ。

 今年も自宅敷地内、農作業小屋軒下など三カ所の計百平方メートルに原木を置いて栽培。二十七日に収穫を始め、一袋(四百グラム)三百八十円で道の駅に並べると、十袋が十五分ほどで売り切れた。収量が十分にある時は彦根市内のJA東びわこの直売所二カ所でも販売。収穫は十二月中旬まで。

 松宮さんは「今夏は異常な高温が続き心配したが、キノコは出てきてくれた」とうれしそうに話した。

 (前嶋英則)

 

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