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「トコヨイ」熱気、街包む 大津祭・本祭に14万人

見物人を楽しませる曳山のからくり=大津市で

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 湖国三大祭の一つ、大津祭の本祭が7日、大津市であった。13基の曳山(ひきやま)が巡行し、見物に訪れた14万人(主催者発表)が旧市街地を埋め尽くした。

 大津祭は同市京町の天孫神社の例祭で、約四百年の歴史を持つ。曳山はそれぞれ、能楽や故事に由来する名前があり、豪華な装飾やからくり人形で物語を表現する。曳山には小学生から高校生の男子などが乗り、鉦(かね)、笛、太鼓で「コンチキチン」の音色の囃子(はやし)を奏でる。

 この日は午前九時、天孫神社に十三基の曳山が集結。くじ取らずの「西行桜狸山」の曳山を先頭に巡行に出発した。曳山に乗った若者たちが「トコヨイ」と大きな掛け声を出しながら進み、見物人たちは笑顔で手を振っていた。

 出発地の神社をはじめ、二十四カ所で曳山を止めてからくりを披露する「所望(しょうもん)」があり、能楽「猩々(しょうじょう)」では、猩々が大杯で酒を飲むシーンなどを演出。所望後などに厄よけのちまきが曳山からまかれると、見物人たちが両手を挙げ、大きな歓声を上げていた。

 外国人観光客も多く、先頭の「西行桜狸山」のひき手には、県内の小中学校で英語を教える外国人たちがボランティアで参加。イギリス出身で高島市湖西中のクロース・アラスターさん(23)は「日本に来てから一番大きい祭り。ひくのは大変だけど、みんな優しいし、最高だね」と話した。

 (岡屋京佑)

 

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