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彦根城で飼育のハクチョウに風切り羽切断作業

ハクチョウの風切り羽をはさみで切断する彦根城管理事務所の職員=彦根城で

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 彦根市の国宝彦根城で十四日、内堀で飼育しているハクチョウの風切り羽の切断作業があった。城外に飛び立つなどして逃げないようにするための措置。彦根城管理事務所の職員九人が両翼を切った。

 羽は一年で伸び、毎年切断されている。雄と雌の二羽を前日までに捕獲。この日は怖がって暴れないよう目を白い布で覆い、しっかりと体を押さえて、三十センチほどに伸びた羽を一枚ずつ丁寧にはさみで切除した。作業後、二羽は内堀に再び放され、何事もなかったように悠然と泳ぎだした。

 内堀には、ハクチョウ四羽とコクチョウ一羽が放し飼いで飼育されている。飛び立つ可能性があったハクチョウ二羽は八月中に処置を終え、コクチョウは高齢で体力が落ち、飛ぶ可能性が少ない。城内のハクチョウなどは、三十羽以上がいた一九九三年ごろのピークから、事故や野生動物からの被害で減少した。

 (大橋貴史)

風切り羽の切断を終え、ハクチョウを内堀に返す職員=彦根城で

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