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台風21号被害、続々判明 各地の県道で通行止め

 県は六日、台風21号による被害状況を新たにまとめた。倒木で県道がふさがれていた高島市の集落は二日ぶりに孤立が解消されたが、倒木の撤去作業のため、引き続き通行を一部制限する。文化財や県立学校の破損カ所数が増加し、深刻な被害状況があらためて浮き彫りとなった。

 県災害警戒本部の六日午後二時までの集計では、県内の重軽傷者数が前日から十八人増え、計五十八人になった。新たな負傷者は、東近江市と近江八幡市の高齢者が多く、飛来物の除去作業中に倒れて頭をけがするなどした。

 高島市では、県道23号(小浜朽木高島線)などが倒木でふさがれ、九つの集落で計七十二世帯百三十二人が孤立していたが、六日午前一時までに孤立状態は解消された。ただ、通行止めとなっていた県道781号(麻生古屋梅ノ木線)で、倒木の撤去作業が終わっておらず、緊急車両のみ通行できる状態となっている。このほか、大津市や長浜市の複数の県道も、倒木のため通行止めになっている。

 県関係施設では、県農業技術振興センター(近江八幡市)のビニールハウスやガラス温室で、破損が多数見つかった。南湖東岸にある湖岸緑地などでは、約五百本の倒木やフェンスの破損があった。柳が崎ヨットハーバー(大津市)の南側桟橋の水道管でも、破裂が確認された。

 関西電力によると、県内の停電世帯は十六万九千戸から大きく減少したが、六日午後三時現在、三千戸で未復旧が続いている。また、甲賀市、米原市、高島市、長浜市の四市で停電による断水が発生し、応急給水対応をしていたが、六日午後四時半までに解消した。鉄道はJR、私鉄ともに、六日始発までに全線平常運転に戻った。

 県は六日午後四時半、県内十七市町が災害警戒本部を解いたため、県の災害警戒本部を解散し、引き続き警戒体制を取っている。

 

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