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彦根の繁華街「袋町」を紹介 京都造形芸術大生がフォトガイド制作

袋町のスナックで取材する京都造形芸術大の学生たち=彦根市河原で

写真

 彦根市河原の繁華街「袋町」の魅力を紹介しようと、京都造形芸術大情報デザイン学科の学生たちがフォトガイドブック「彦根夜さんぽ」を制作している。学生たちは8月28〜30日、市内に滞在し、袋町のスナックなど約30店を取材。ガイドは、今月下旬をめどに市内の観光拠点などで無償配布する。

 ガイドには、学生がスマートフォンで撮影したスナック内など、百カットの写真を掲載。一部の店には学生たちの感想のコメントを百字以内で掲載する。夜だけでなく、日中に楽しめるスイーツ店のインスタ映えする写真も加える。

 学生たちは、同市本町の旅館「本町宿」を拠点に取材。普段は写真を撮られるのを嫌がるスナックのママたちが、学生が相手ということもあって気を許して協力。ピースサインで撮影に応じる人もいた。

 取材の合間、雑談の中で学生の人生相談に応じるママも。学生の一人から、「浮気する恋人に悩んでいる」と打ち明けられたスナック・サンローランの店長、大橋外美さんは、豊富な人生経験から、浮気癖のある男性の上手な操り方を助言していた。

 ガイドは、袋町などの飲食店でつくる県社交飲食業生活衛生同業組合が、女性の視点で楽しめる店をPRしたいと企画。市を訪れる観光客のほとんどが日帰り旅行であることを踏まえ、夜の楽しみを紹介することで宿泊客増につなげられればと考えた。

 組合は、昨年の彦根城築城410年祭を機に交流を持った京都造形芸術大客員教授の酒井博基さんに協力を依頼。酒井さんが快諾し、講義を受講する二年生以上の学生六人が取材・編集を志願した。

 「男性を立てるように接客するママたちが今の時代だと逆に新鮮だった」と話すのは四年の渕田詩織さん。所菜緒さんも「性別にかかわらず、誰かに話を聞いてもらうのは楽しいことだと思った。私たちが楽しめたように観光客も行きたくなるようなガイドにしたい」と意気込んだ。

 ガイドはB5判二十四ページで、千部を制作。組合は、インターネットで資金を集めるクラウドファンディングによる増刷も検討している。

 (大橋貴史)

 

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