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旧鎌掛小“巡礼”人気じわり アニメ「中二病」や映画ロケ

テレビアニメ「中二病でも恋がしたい!」にちなみ用意された「部室」には「魔方陣」が再現されている=日野町の旧鎌掛小で

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 静かな里山の風景に溶け込む、旧鎌掛(かいがけ)小学校(日野町鎌掛)。映画やドラマの撮影で使われ、県内外の観光客から、にわかに人気を集めているスポットだ。

 校舎は、一九三〇年建築の木造二階建て。少子化の影響で二〇〇一年に廃校となったが、校舎の活用を目指し、〇三年から地元で自然体験会を企画するNPO法人「蒲生野考現倶楽部」が管理している。職員室や教室、体育館などは、往時の面影を残したまま。始業終業を知らせる鐘もあり、懐かしさを感じさせる。

 見学者は多い日で三十人程度。二十〜三十代の若い世代が中心だ。同校は、テレビアニメ「中二病でも恋がしたい!」の主人公が通う高校のモデルとなったことから、アニメの聖地としての顔も持つ。校舎内には、アニメ同様のシーンが再現された「部室」も。八月下旬に“巡礼”に訪れた、京都市右京区の高校三年岩水翔太朗さん(17)は「四回目の来校。やっぱりいいですね。一番好きなアニメだから」とはにかんだ。

懐かしさを感じさせる木造校舎=日野町の旧鎌掛小で

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 映画「日本のいちばん長い日」(一五年公開)やテレビドラマ「二十四の瞳」(一三年放映)の撮影でも使われ、年配の世代も郷愁に浸る。撮影時を知る法人理事の岡正利さん(58)は「大掛かりなセットで、舞台も緻密。撮影は大変そうだった」と振り返る。同校は、地域で群生するシャクナゲにちなみ「しゃくなげ学校」として、地域イベントでも利用されている。

 見学は土日祝日のみできる。(問)蒲生野考現倶楽部=0748(53)9087

 (浅井弘美)

趣のある廊下=日野町の旧鎌掛小で

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