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湖水浴ぷかぷか楽しいね 高島で重い障害ある子どもと家族ら

湖水浴を楽しむ障害のある子と家族ら=高島市安曇川町で

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 心身に重い障害のある県内外の子どもたちと家族が二十五、二十六日、高島市安曇川町の旅館に宿泊し、バーベキューや湖水浴を満喫した。

 企画したのは、自宅で暮らし、医療的ケアが必要な子どもと家族を支援するNPO法人「びわこファミリーレスパイト」(守山市)。昨年六月には、重い心臓病などを伴う染色体異常「18トリソミー」の子どもと家族を対象に沖縄旅行を実施。その時の海水浴の経験も踏まえ、初めて企画した。

 参加したのは、七家族二十二人と、医師や看護師らスタッフ十八人。初日の二十五日は、旅館「白浜荘」に宿泊し、バーベキューや花火を通じて交流を深めた。二十六日は、午前九時すぎから、旅館前の水泳場で、スタッフが付き添う中、気管切開した子らが浮輪や浮具を使って湖水浴を体験。降り注ぐ日差しに目を細めながら、時折押し寄せる波に気持ちよさそうに揺られていた。

 守山市金森町の主婦上田圭さん(31)は、先天性の難病「CFC症候群」を患う長男将義ちゃん(2つ)と、夫で公務員の浩之さん(35)と参加。初めて体験した湖水浴について「(将義ちゃんは)最初はすごく怖がっていたけど、体がぷかぷかするからか、楽しそうだった」と話した。

 愛知県幸田町の看護師夏目昌彦さん(36)は、18トリソミーの長女美祈(みのり)ちゃん(3つ)、妻で看護師の由子さん(40)と訪れ、「障害があると人目も気になるが、大自然の中で普通に泳ぐことができて楽しい。何かあっても、医師や看護師がいて緊急処置もやってもらえるので、安心感もある」と笑顔を見せた。

 同NPO法人の熊田知浩理事長(45)は「楽しんでもらえていたので良かった。来年以降も継続したい」と話した。十月には、守山市内で医療的ケア児や家族が楽しめるイベントを予定している。詳細は後日、ホームページに掲載する。

 (浅井弘美)

 

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