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子ども食堂の向上へ連携 「ネットワークSHIGA」発足

子ども食堂フェスタを訪れた親子連れ=草津市の県立長寿社会福祉センターで

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 子ども食堂の質の向上につなげようと、運営者らでつくる「子ども食堂つながりネットワークSHIGA」が十日、発足した。事務局となる県社会福祉協議会(県社協)が同日、県立長寿社会福祉センター(草津市笠山)であった「子ども食堂フェスタ」で発表。「運営者同士が連携し、切磋琢磨(せっさたくま)できる組織」として、子ども食堂が地域の拠点となることを目指す。

 ネットワークの設立は、子どもを真ん中に置いた地域づくりを進める「子どもの笑顔はぐくみプロジェクト」の発足一周年と、県内の子ども食堂が百カ所を超えたことを機に企画。提供する食べ物だけでなく、食堂の環境も含めて、安心・安全の充実を目指す。

 具体的には、事務局が各子ども食堂から聞き取った課題やニーズに基づき、食堂同士が相互に行き交う交流会や、互いの運営を視察する研修会を定期的に開催。これまで食堂側が各自で負担してきた行事の保険料(一万円)も、事務局が全額負担する。

 ネットワーク代表で県社協の渡辺光春会長は「子ども食堂は、食事を出すだけが仕事じゃない」と前置きし、「食堂には貧困支援型と、地域共生型の二種類がある。前者に特化すると、子どもは食堂に通いづらさを感じるが、後者ならボランティアで参加する地域の人も自分の役割を見いだせる」と説明。読み聞かせや学習支援など、それぞれの取り組みを学び合う組織にしたいと期待する。

 県社協によると、子ども食堂が最初に県内に発足したのは二〇一五年。現在は多賀町を除く十八市町に百二の食堂があり、年間利用者は四万人に上る。

 (高田みのり)

 

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