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二つの故郷、結ぶ絵を カナダ在住の山本さん、彦根で作品展

個展を開く山本さん=彦根市外町のギャラリー近江で

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 カナダ・トロント在住の画家、山本博さん(69)が27日から、郷里の彦根市の「ギャラリー近江」(同市外町)で作品展「カナダの風と光」を開く。カナダに住んで40年以上の山本さんは「絵を通してカナダのことを知ってほしい」と話す。31日まで。

 帰国するたびに、カナダの街角などを描いた作品を個展で披露。今回は九回目になる。生まれたのは能登川町(現東近江市)で、小学五年から高校三年まで彦根市本町で育った。画家を目指し、二十七歳で渡米。当時のニューヨークの治安の悪さに不安を覚え、その一年前に語学の勉強で訪れたカナダに移った。

 当初は洋画家を目指し、その後、日本画に興味を持った。一時帰国して京都市の専門学校で二年間日本画を勉強。カナダに戻った後は、岩絵の具を使い、西洋美術の精神も取り入れながら、作品をカナダ国内やニューヨークなどで発表。現地で墨絵も教える。

 個展では、トロントの街角や、花などを和紙に描いたモダンな雰囲気の作品や、樹林を描いた墨絵など四十点を展示。山本さんは「日本とカナダの相互理解につながれば」と話す。

 開館は午前十時〜午後六時。八月二〜六日は東近江市佐野町の五峰興風館で、十七〜二十日は長浜市大宮町の文泉堂でも個展がある。

 (前嶋英則)

 

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