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FUNAZUSHIファンド設立 関西アーバン銀など

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 関西アーバン銀行(大阪市中央区)は先月、地方創生投資会社「フューチャーベンチャーキャピタル(FVC)」(京都市中京区)と共同で、新たに「びわこ・みらい活性化投資事業有限責任組合(通称・FUNAZUSHI(ふなずし)ファンド)」を立ち上げた。県など関係者は、地域経済に貢献する企業創出につながればと期待している。

 ファンドは総額一億円で、関西アーバンが九千五百万、FVCが五百万円を出資。投資対象は本社や主要拠点が県内にある未上場企業。「地域の『食』ブランドの向上を目指す事業」「地域の外国人旅行客の集客増加につながる観光事業」など、あくまで「地域における経済」に着目して事業を募る。

 一社あたりの投資額は最大一千万円で、ファンドは三〜五年かけて回収する段取り。投資決定には二〜三カ月を要し、その可否を判断する審査委員会はFVCが担うほか、状況によってはファンドの総額を増額する可能性もある。

 ファンドは、同行と県が産業振興などを目指して二〇一六年に締結した「包括的連携協定」に「両者がそれぞれの特性を生かし、企業誘致や新商品・サービスの創出など十一項目で連携する」としたことから、同行が県にファンドを提案。他県でも地方創生ファンドに取り組んだ実績のあるFVCの協力を得て、設立にこぎ着けた。

 県は、事業者向けの催しなどで発掘した企業情報を共有するほか、事業者本人から経営相談などがあれば、必要に応じてファンドに紹介するなどして協力。日本政策金融公庫も公的融資や創業支援などで連携する見通し。県の担当者は「新たな事業プランがあっても、資金調達が最初の壁になってきた」として、ファンドの創設を歓迎する。

 関西アーバン銀行地方創生支援室でファンドを担当する浦口烈(つよし)さんは「FUNAZUSHIファンドには『じっくり熟成して、大きく成長してもらいたい』という気持ちを込めた。銀行として、新たなかたちで地域に貢献したい」と話した。

 (高田みのり)

 

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