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長浜で橋脚流失 県内大雨続く、琵琶湖も「氾濫注意」

中央の橋脚が流失し、通行止めになっているアセビ橋。下は草野川=長浜市郷野町で

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 県内は七日も大気が不安定な状態が続き、各地で雨による被害が相次いだ。高島市で男性(77)が用水路に転落して死亡したほか、長浜市では土砂崩れで県道がふさがれ、集落の孤立も発生。琵琶湖も「氾濫注意水位」に達し、県などが湖岸部で浸水被害への警戒を呼び掛けている。

 彦根地方気象台によると、七日午後二時までの総雨量は朽木平良(高島市)で四三一ミリ、南小松(大津市)で三七一・五ミリ、柳ケ瀬(長浜市)で三六七ミリを記録。長浜や米原など七カ所で七十二時間雨量が観測史上最大となった。土砂災害警戒情報も各地で継続し、県のまとめで土砂災害は十六カ所に上った。気象台は八日午後六時までの二十四時間雨量は、多いところで一〇〇ミリと見込む。雨はピークを過ぎたとみられるが、地盤の緩みも想定され、県は土砂災害への警戒が必要としている。

 長浜市西浅井町菅浦地区は六日夜、集落の東西で県道が土砂に埋まって通行できなくなり、陸路が途絶した。県が西側の崩落現場で復旧作業を進め、七日夕までに緊急車両が通行できるようになった。同市郷野町の草野川に架かる歩行者専用の「アセビ橋」では、増水で中央の橋脚が流失し、通行止めとなった。

 また、琵琶湖の水位は上昇が続き、七日午後四時に基準のプラス七十センチに達した。危険レベルで四段階のうち、下から二番目の「氾濫注意水位」となり、湖岸の低い場所では床下浸水の可能性がある。数日は高いまま推移する見込み。

 交通機関は徐々に運転が再開され、JR東海道線(琵琶湖線)や北陸線、湖西線、草津線では本数を減らすなどして運転が再開された。

 大雨による災害支援のため、県警は機動隊員ら二十四人による広域緊急援助隊を愛媛県に派遣。県内七消防局・本部も消防庁の要請を受け、計百二十三人を岡山県へ出動させた。

 (角雄記)

 

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