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ゲレンデを有効活用、ドローン練習場に 長浜のスキー場

ドローンの練習場として開放する余呉高原リゾート・ヤップ。広々としたゲレンデで操縦できる=長浜市余呉町で

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 長浜市余呉町のスキー場「余呉高原リゾート・ヤップ」は7月14日から、小型無人機ドローンの練習場としてゲレンデを開放する。スキーのオフシーズンのみの試み。人気が高まる一方で、安全面から飛行が厳しく規制されているドローンの現状に着目した。

 練習場の名称は「SKY PARK JAPAN YOGO(スカイ・パーク・ジャパン・ヨゴ)」。三十六ヘクタールの敷地は「関西最大級」をうたい、同時に三〜五台が飛行できる。最長八百五十メートルの長距離飛行ができるスケールや、実践的な練習を積める二百メートルの高低差、山頂から日本海を撮影できる景観も売りにする。トイレや飲食コーナーも利用できる。

 全日本ドローン協会(三重県鈴鹿市)によると、測量や機器点検、空撮など、産業利用で需要が高まるドローンは、操縦者の養成や練習場所の確保が課題。人口密集地で飛ばす場合は国の安全許可が必要など、法律で飛行が規制されているためだ。

 海沿いや耕作放棄地を活用した練習場の整備が各地で進み、飛行可能地域が分かるアプリも開発されているものの、担当者は「自由に飛ばせる場所はまだ少なく、普及の足かせになっている」と話す。

 同スキー場は他県のスキー場の事例も参考に、売り上げが「ゼロ」のオフシーズンの収入源としてゲレンデを有効活用。今季は十月末まで開放し、県内外から月五百人程度の利用を見込んでいる。

 空撮映像の制作を手掛ける「スカイコンテンツ」(京都市)による講習会を定期的に開くほか、初心者にも楽しんでもらおうと、機体も貸し出す。来年以降は開設を春に早め、人気が高まっているドローンレースの開催も計画する。

 支配人の荒木忠高さん(49)は「スキー場をドローンの練習場に活用するのは、おそらく県内初。将来、ビジネスを考えている人から、おもちゃ感覚で触れてみたい人まで気軽に利用してほしい」と話す。

 一人千円の入場料と、一人一時間千五百円の練習料が必要。レンタル料は機種によって一人一時間千〜五千円を予定している。午前九時〜午後四時。(問)同スキー場=0749(86)3001

 (渡辺大地)

 

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