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皇太子ご夫妻23年ぶり来県 市民から熱烈な歓迎

米原市地域包括医療福祉センターを訪れ、電動車いすを使う女子生徒に声を掛けられる皇太子ご夫妻=米原市で(代表撮影)

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 全国「みどりの愛護」のつどいの式典出席などのため、来県された皇太子ご夫妻は二十五日、米原市新庄の地域包括医療福祉センター「ふくしあ」と、長浜市三和町のヤンマーミュージアムを視察された。二十三年ぶりに来県されたご夫妻を一目見ようと、両施設では大勢の市民が出迎え、熱烈な歓迎を受けられた。

 東海道新幹線でJR米原駅に到着された皇太子ご夫妻は、まず「ふくしあ」を視察。作業療法室では、電動車いすを操作する練習をしていた長浜養護学校中学部二年の垣立麻衣さん(13)に、皇太子さまが「お上手ですね」、雅子さまは「楽しそうですね」とそれぞれ話しかけたという。母親の秀子さん(49)は「ご夫妻がわが子のことをしっかりと理解してくださり感激しました。とても励みになりました」と話した。

 同校中学部一年の谷本陽斗(はると)さん(12)は、粘土で手先を動かす練習をしていた。母親の満代さん(34)は「ご夫妻は粘土に触り、『のびますね』などと笑顔で話し掛けてくださった」と感激していた。 

 続くヤンマーミュージアムの視察では、ヤンマー創業者の山岡孫吉さん(一八八八〜一九六二年)が三三年十二月二十三日に開発した小型ディーゼルエンジンなどの展示を熱心に見学。案内した山本昇館長(61)が「天皇陛下と同じ十二月二十三日のお誕生日です」と説明すると、皇太子さまは「ご縁がありますね」と返事されたという。ご夫妻は展示されているプレジャーボートにも試乗された。

 山本館長は「皇太子さまは事前にヤンマーのことをよく知っておられ、感銘を受けました」と話した。

◆皇太子ご夫妻来県の感想

 六年ぶりに、また、二人そろって二十三年ぶりに滋賀県を訪れることができ、うれしく思います。琵琶湖の壮大な風景や、平成二十二年に登った伊吹山などを車窓から眺め、以前に滋賀県を訪問した時のことを懐かしく思い出しました。

 米原市地域包括医療福祉センター「ふくしあ」を訪れ、ここに通われている子どもたちが、各種の療法に基づいたプログラムに楽しそうに取り組んでいる様子を見てうれしく思いました。ヤンマーミュージアムを訪れ、工夫を凝らした体験型の展示を行っていることがとても印象的でした。

 日差しも厳しい中、多くの県民のみなさんに温かく迎えていただき感謝致します。第二十九回全国「みどりの愛護」のつどいに出席するのを楽しみにしています。

 (桑野隆、安江紗耶子)

山本館長(右端)からエンジンの説明を受けられる皇太子ご夫妻=長浜市のヤンマーミュージアムで

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