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芹川けやき道、歩き続け17年 周辺の植物まとめ記念誌

「芹川けやき道の植物たち」を発行したけやき倶楽部=彦根市で

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 彦根市街地を流れ、琵琶湖に注ぐ芹川の堤防遊歩道を毎月五の付く日に歩く市民グループ「けやき倶楽部」の活動が十七年目に入った。樹齢四百年を超すケヤキもあり、芹川けやき道と親しまれる散策コース。三月には、周辺の植物をまとめた記念誌を発行した。

 堤防のケヤキは、彦根城の築城が始まり、慶長九(一六〇四)年、城の南側防御を目的に芹川の流路を現在の位置に付け替えた際、護岸目的で植えられたという。現在は、芹川に架かる芹橋から中藪橋までの約一・三キロに、大木となった五十本のケヤキが存在感たっぷりに並ぶ。

 けやき倶楽部は、豊かな自然を四季を通して楽しみながら、健康づくりをしようと二〇〇一年九月に設立。現在は六十人ほどの会員が参加している。

 四月二十五日にも、十五人が芹橋と中藪橋の間を往復。新緑がまぶしいケヤキ並木沿いを歩くと、緑のトンネルを通り抜けているよう。参加者は、川のせせらぎや野鳥のさえずりを聞きながら約一時間、気持ち良さそうに散策した。

 今年に入り毎回参加している六角妙子さん(72)=同市原町=は「季節によって景色が変わり、リフレッシュできる。他のメンバーとの交流も楽しみ」と魅力を話す。

 倶楽部は三月、市の助成を受けて記念誌「芹川けやき道の植物たち」(A5判)を発行した。周辺で確認できる七十二種類の植物を季節ごとにカラー写真付きで紹介した労作。会員の林田又信さん(86)=同市中藪町=は「八カ月かけ、二十人ほどで丹念に調べて、まとめた。けやき道は自然の宝庫なので大切に守っていきたい」と思いを語る。

 記念誌は二百部発行し、参加者に配布。事務局を預かる上田美佳さん(51)は「記念誌を通し、ふるさとの良さを再発見していただけたら。普段の活動への参加は自由なので、気軽に来てほしい」と呼び掛ける。

 五月五日と八月十五日、来年一月五日は休み。

 (問)同倶楽部=0749(26)2299

 (前嶋英則)

 

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