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無効票水増し、第三者委に改善案提示 甲賀市選管

職員への聴取結果などが報告された第2回会合=甲賀市役所で

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 昨年十月に甲賀市で起きた衆院選の無効票水増し事件で、市選挙事務不適正処理再発防止委員会の第二回会合が十六日開かれ、市選挙管理委員会から「白票取り扱いマニュアル」案が示された。開票事務従事者や翌日に開票所を片付けた職員ら二十九人から弁護士三人が聴取した結果も報告された。

 マニュアル案は期日前投票の開始前から開票終了後まで時系列で白票の扱い方を列記。未使用の投票用紙は文書保存箱に入れて開票管理者の割り印で封印し、立会人らの監視の下で管理するとした。小島勇人委員長は「白票に特化したマニュアル作成は全国的にも珍しい」と評価した。

 六月二十四日の県知事選に向けた開票事務テキスト案も作成。「白票管理係」「法令遵守(じゅんしゅ)係」などを新設して役割分担を明確化する。事務主任のみの参加だったリハーサルも、開票前日に全員参加で実施する。

 職員らの聴取結果では、空箱をしまうはずのレッスン室から見つかった票の入った投票箱は、ふたは閉まっていたが鍵は開いていた。さらに数人が指示を受けてレッスン室で山積みの空箱から行方不明の投票箱を捜そうとしたが、別の場所で票が見つかったと思い、途中で捜すのをやめたという。

 書類送検された当時の総務部長ら四人の聴取内容は、捜査への影響を考慮するという理由で報告には盛り込まれなかったが、投票箱の捜索を途中でやめることになった経緯も聞き取っているという。

 次回の五月十一日に中間報告を取りまとめる。 

 (築山栄太郎)

 

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