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会見2度、詳細語らず 彦根警官射殺

 県警は十二日朝、記者会見を開き、警務部の武田一志部長がおわびした。ただ、事件の詳細には「分からない」「捜査中」と繰り返した。

 「職員が殺人事件を起こしたことは極めて遺憾。ご遺族、県民に深くおわび申し上げます」。武田部長は冒頭、一分以上にわたって頭を下げ続けた。苦渋の表情で時折、言葉を詰まらせる姿に、悲壮感が漂っていた。

 だが、巡査の人となりや動機についての質問には、隣に座る捜査一課の幹部と小声で内容を確認し、逃げの答弁に終始。供述についても「『間違いありません』以外は…」と回答を避け、二人の関係には「問題は把握していなかった」と話した。

 その後県警は午後に再度会見し、供述の一部を公開。巡査は「(射撃後)その場からパトカーで逃げた。井本巡査部長はぴくりともしなかったので死んだと思った」と供述したというが、人となりや動機の説明はなかった。

◆知事「信じ難い事件」

 彦根市南川瀬町の河瀬駅前交番で男性巡査部長(41)が射殺され、同僚巡査の少年(19)が殺人容疑で逮捕された事件で、三日月大造知事は十二日の定例会見で、「鎌田徹郎県警本部長に対し、事件の真相解明と組織の再点検を求めた」と明らかにした。

 三日月知事は会見の冒頭で「あってはならない、信じ難い事件」と自身の受け止めを説明。県民に与えた影響や不安も甚大だと指摘し「(県警は)拳銃の持ち方や管理のあり方、職務指導や容疑者の背景など、さまざまなことを見て説明する責任がある」と話した。

 (高田みのり)

 

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