トップ > 滋賀 > 4月11日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

防犯情報、牛乳と届けます 滋賀明乳会と県警が連携

佐藤会長(右)に「特殊詐欺被害防止協力団体の証」を手渡す村上首席参事官=県警本部で

写真

 県内ではがきによる架空請求の被害や相談が急増しているのを受け、県警は県内の牛乳配達店三十六店でつくる「滋賀明乳会」と連携し、住民に注意を促す活動を始めた。配達員が約四万二千世帯に牛乳と共にチラシを順次配り、被害防止を呼び掛ける。

 明乳会は二〇一二年から、各家庭を訪問する業務内容を生かしニセ電話詐欺や防犯の啓発活動を実施している。今回ははがきによる架空請求の手口を紹介するA4判のチラシを作成。配達員は四月末までに住民にチラシを渡す予定だという。

 十日は県警本部で配達開始式があり、生活安全部の村上隆首席参事官が明乳会の佐藤武会長に「特殊詐欺被害防止協力団体の証(あかし)」を手渡した。福永正行生活安全部長は「各家庭においしい牛乳と防犯情報を届けて注意喚起してもらいたい」とあいさつし、佐藤会長は「県民が詐欺はがきの被害に遭わないよう、安全安心に大きく寄与することを祈念する」と応えた。

住民にチラシを渡し、はがきによる架空請求の被害防止を呼び掛ける配達員(左)=大津市で

写真

 県警によると、はがきには「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」などと記されている。記載された電話番号に連絡すると、「裁判取り下げの費用」として現金をコンビニの収納代行サービスを使い支払うよう指示されるという。

 はがきによる架空請求の被害は県内で一〜三月に六件あり、計千三百十万円がだまし取られた。相談件数は九百八十九件に上る。昨年の同時期は被害はなく、相談件数は十件だった。

 生活安全企画課の担当者は「はがきによる架空請求は年明けから急増し、『最終告知』という言葉を使い不安をあおろうとする」と注意を呼び掛けている。

 (大西里奈)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索