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「永原御殿跡」建物跡を発見 徳川将軍の宿泊施設

永原御殿跡の本丸西側で見つかった御亭の建物跡=野洲市永原で

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 野洲市教委は十四日、徳川将軍の宿泊施設が置かれた「永原御殿跡」(同市永原)で「古御殿」と「御亭」の建物跡が見つかったと発表した。十七日午後一時半から一般向けに現地説明会を開く。

 永原御殿跡は本丸、二の丸、三の丸に分かれ、全体の広さは約四万平方メートル。造られた時期は不明だが、一六〇一〜一六三四年に徳川家康、秀忠、家光がそれぞれ上洛(じょうらく)などの際に泊まった記録が残されている。

 国史跡の指定を目指す市教委は、二〇一七年度から本丸の発掘調査を開始。古御殿は中央付近で、御亭は西側で、出土した礎石や遺構から建物跡が確認された。

 古御殿は縦十二メートル、横七メートルで、将軍が寝室として使用。御亭は縦四・八メートル、横四・五メートルで、将軍が庭を眺めたり、茶をたしなんだりしたと考えられる。

 いずれも現存の見取り図と場所や形が一致し、市教委文化財保護課の進藤武課長(56)は「さらに調査すれば台所や広間などの建物跡も見つかる可能性は高い」と話す。市教委は一八年度も調査を続け、早ければ一九年度の国史跡指定を目指す。

 現地説明会は参加無料、申し込み不要。(問)市文化財保護課=077(589)6436

 (平井剛)

 

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