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豊かな琵琶湖、身近に 県が下物ビオトープ再整備

県が再整備を進めている下物ビオトープ=草津市下物町で

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 県は、草津市下物町の琵琶湖そばにある「下物ビオトープ(生物生息空間)」の再整備を進めている。琵琶湖の豊かな環境を子どもたちに肌で感じてもらいたいと、職員が手弁当で草刈りなどをしてきた。昨夏に観察会を開いたところ好評を博したため、今年も開催したいという。

 敷地面積約六千平方メートルのビオトープには、広さ二千二百平方メートルの池などがある。県によると、二〇〇八年の設置後、数年間は観察会や調査で活用されていたが、ここ数年は放置されてきた。池には草などが生い茂り、荒れ放題だった。

 県琵琶湖政策課の職員らが活用策を考え、昨春から再整備に着手。鎌や草刈り機を使い、二、三カ月かけて人が立ち入れる状態にまで戻した。昨年八月には子ども連れを招き、生物観察会を開催。フナやドジョウといった日本固有の魚が見つかる一方、外来種のブルーギルが揚がるなど、琵琶湖の課題を投影した結果となった。

 同課の担当者は「予算次第だが、今後はビオトープ内に散策路を設けるなどの整備をしたい。現在は入ることはできないが、通年で開放できるようになれば」と話している。

 県によると、県有地では家棟川ビオトープ(野洲市)や木の岡ビオトープ(大津市)でも定期的に自然観察会が開かれている。

 (鈴木啓紀)

 

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