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高齢化団地、学生入居第1号 大津・石山南に2人

住民(左)とともに、団地の蛍光灯を取り換ええる阿黒さん=大津市大平の石山南団地で

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 大津市大平の石山南団地で暮らし始めた滋賀大の学生二人が十七日、初めて地元自治会の清掃活動に参加した。二人は、若者に空き家を貸し、高齢化が進む地域の活性化を図る県の取り組みに手を挙げた。地域活動の担い手不足の解消につなげる一歩だ。

 教育学部三年の竹中咲恵さん(21)と同学部二年の阿黒達也さん(20)。この日は月に一度の清掃活動日で、住民と一緒に階段の蛍光灯を交換したり、掃き掃除をしたりした。

 五階建ての団地の建物にはエレベーターが無いため、お年寄りには上り下りが大変。入居者たちは「若者がいてくれると本当に助かる」「活気が戻った」とうれしそうだった。

 高齢化とともに空き家が増える地域で、その空き家を有効利用する試み。賃料や通学時間など思うような物件を探すのに苦労している学生向けに、地域活動への参加を条件に、県営住宅を低賃料で貸し出す。県が今年三月に始め、八月に滋賀大と協定を結んだ。二人はともに数日前に入居した「第一号」だ。

 石山南団地は六十〜七十代の入居者が多く、六棟百八十室のうち、現在三割以上の五十六室が空いている。自治会活動の担い手不足が課題だ。

 阿黒さんは「餅つきなど、人手が足りずに中止になってしまった行事もあると聞いた。卒業までここで暮らすので、地域の活気づけに役立ちたい」と意気込んだ。

 自治会の涌田和子さん(68)は「毎朝ここらへんはデイサービスの送迎車がいっぱい。若い人をもっと呼び込みたい」と期待を寄せる。

 同様の事業は、彦根市の開出今団地でも実施している。

 (高田みのり)

 

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