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新年彩れ、極楽鳥花 ストレリチア、東近江で出荷

翼を広げた鳥を思わせる形のストレリチア。冨江さんが1本ずつ丁寧に収穫する=東近江市大中町で

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 年末年始に向け、東近江市大中町で、特産の花「ストレリチア」の出荷が進んでいる。翼を広げた鳥の姿を思わせる形で、和名は「極楽鳥花」。縁起物として、この時期は特に重宝されている。

 原産は南アフリカ。地表近くから葉の軸を長く伸ばし、先端に楕円(だえん)形の葉を付ける。軸の途中から花芽が出て七十センチ前後伸びると、先端の膨らみから花が咲く。オレンジ色の三枚のがくと紫色の花びらが鮮やかだ。

 JAグリーン近江によると、県内の生産量は年間約二十七万本で、沖縄県に次いで全国二位。そのほとんどを同町の十一軒の農家が生産し、関西を中心に出荷している。葬儀やイベントでの花飾りのほか、十二月は、ホテルなどの新年飾りや年明けの生け花会に向けて需要が高まる。

 この道二十九年の冨江紀之さん(50)は、十四棟の温室約五十アールで栽培。今年は夏場の多雨と十月中旬以降の日照不足がたたって生育が遅れているという。昨年の同時期と比べ七割ほどの出荷で、「価格が高い今月中に、少しでも多く咲いてほしい」と話した。

 市場向けの出荷が中心で、一部は、JAグリーン近江の直売所「きてかーな」(近江八幡市)で販売される。三〜五本で三百〜五百円ほど。

 (小原健太)

 

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