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放射性物質拡散想定し避難訓練 県と長浜市

ゲート式の測定器で被ばく検査を受ける住民ら=長浜市の湖北体育館で

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 関西電力美浜原発(福井県美浜町)の事故を想定し、県と長浜市は十九日、避難訓練をした。原発から三十キロ圏内にある同市西浅井地区の住民と、関係機関などの計約四百人が参加し、外部被ばくを調べるスクリーニング検査や簡易除染などにあたった。

 午前六時半に美浜原発3号機で事故が起こり、放射性物質が拡散したと想定。永原小学校区の住民約二百七十人が、一時集合場所の西浅井運動広場体育館に一時的に集合場所し、バスで避難中継所の湖北体育館に移動した。

 同館内でのスクリーニング訓練で、県は初めて一人五秒で被ばくが判定できるゲート式の測定器を導入。人が器具を当てて調べると五分かかるのに対し、大幅に時間が短縮でき、列に並んだ住民たちは次々と検査を受けていた。

 参加した柳谷孝幸さん(56)は「必要な訓練だと思うが、実際の事故の際に本当に被ばくしないのか不安にもなった。人ごとでなく、原発についてよく勉強しなければ」と話していた。

 訓練後には近くの湖北文化ホールで原子力防災講習会を開催。三日月大造知事は「訓練でできることも、本番ではできないかもしれないと考え、しっかり態勢を整えたい」と話した。

 (鈴木智重)

 

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