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風船飛んだ、300キロ 彦根から千葉・野田へ

中地区公民館の文化祭で飛ばした風船=彦根市大藪町で

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 彦根市大藪町の中地区公民館が十月に飛ばした風船が、直線距離で約三百キロ離れた千葉県野田市で見つかった。同公民館の伊富貴和雄館長(71)は「まさかそんな遠くまで飛んでいるとは」と驚いている。 

 風船は、十月十四日に公民館で開いた文化祭で飛ばした。「第30回文化祭 滋賀県彦根市大藪町中地区公民館」と書いた紙をくくり付け、地元の子どもたちが百五十個を空に向けて放した。

 千葉県で、その一つが見つかったのは二日後の十六日。野田市で奨学金事業などを手掛ける公益財団法人「興風会(こうふうかい)」の施設「興風会館」の敷地内の木に、少し膨らんだ状態で引っ掛かっているのを職員が見つけた。

 「びっくりした。せっかくの機会なので、届いたことを知らせる手紙を送ることになった」。佐藤秀夫館長はそう話し、行ったことがないという彦根について「琵琶湖の近くにある街のイメージが強いですね」と続けた。

 野田市は千葉県の北西部にあり、人口は約十五万人。しょうゆ大手「キッコーマン」の本社があることでも知られる。興風会は、地元のしょうゆ醸造業者らが資金を提供して、一九二八(昭和三)年に設立。施設は翌年に建てられ、現在は国の登録有形文化財に指定されている。由緒ある場所に風船が届いたことに公民館の伊富貴館長も「彦根を身近に感じてもらい、ありがたいご縁になった」と喜ぶ。手紙のお礼に、市の人気キャラクター「ひこにゃん」のぬいぐるみなどを贈る。

 (山村俊輔)

 

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