トップ > 滋賀 > 11月15日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

彦根城を世界遺産にするには? 「木造軍事施設」を売りに

彦根城などの天守が持つ独自性を解説する西村教授=彦根市中央町で

写真

 彦根市中央町の彦根商工会議所で十三日、彦根城について学ぶ「彦根ヒストリア講座」の第六弾が開かれ、七十人が参加した。

 「世界遺産登録の傾向と対策」と題し、東京大大学院の西村幸夫教授が講演。登録が年々厳しくなっている中、彦根城が世界遺産を目指すために必要な条件として、既に登録されている姫路城との差別化を挙げた。

 その上で、彦根城など国内に残る「天守」の独自性を強調。軍事施設でありながら木造建築であることが世界的に珍しいと指摘した。

 大砲に弱い日本の城が現代まで残った理由を、「大砲が本格的に使われるようになった十七世紀前半以降、平和だったため」と解説。「天守は江戸時代の象徴だけでなく、平和の象徴としてもユニークだ」と続けた。

 講座は、彦根商議所主催。来年以降は、井伊家に伝わる大名美術を紹介する連続講座を予定している。 

 (山村俊輔)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索