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県産かぶ、特別メニューで主役に 県内25カ所で提供

県の在来かぶの一種「赤丸かぶ」

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 全国第四位の生産量を誇る県産野菜「かぶ」を使った特別メニューが、今月下旬から県内二十五カ所の飲食店や宿泊施設で提供される。滋賀ならではの食材にスポットを当て、その魅力を発信する企画の第一弾だ。県の担当者は「これまで『主役にはなれない』と言われてきたかぶだが、新しい驚きや発見とともに、より多くの人に楽しんでもらいたい」と期待を寄せている。

 企画は、県が主導する「おいしが うれしが」運動の「プレミアムキャンペーン」として実施する。県産食材の新たな魅力発見を通じて、地産地消につなげるのが狙いで、各施設が協力した。県外へのアピールも兼ね、メニューは県の観光キャンペーン「水の文化ぐるっと博」の期間中に提供し、来年一月末まで各施設で味わえる。

 農林水産省によると、県内のかぶの収穫量は五千七百五十トン(二〇一六年)で、都道府県別では全国四位。栽培しやすく改良された品種をあえて使わず、農家の人たちが明治以前から伝わるかぶを極力残そうと努力していることなどから、滋賀は山形、長野両県とともに「三大かぶ王国」とも言われてきた。

かぶを用いたプレミアムメニューと、メニュー開発に携わった関係者ら=県庁で

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 滋賀の「在来かぶ」は、気温が低くなるにつれて中まで紅色になる「赤丸かぶ」や、彦根城内で見つかったといわれる「小泉紅かぶら」など十三種。これまでは料理の「彩り」として活躍してきたものの、今回はかぶが主役となる。企画メニューは三十五種類あり、かぶのムースに魚介類のマリネを添えたり、近江牛のビーフシチューにかぶを煮込んだりと、料理人の技が光る。

 食のブランド推進課の担当者は「米の県と呼ばれる滋賀でも、他県にPRできる食材がある」と胸を張る。企画第二弾は、来年七月からの県の大型観光キャンペーンに合わせて発表する予定。

 対象施設やメニュー、店ごとの提供期間などは「おいしがうれしがプレミアム」で検索。

 (高田みのり)

 

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