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司馬遼太郎作品、心に残るシーンは? 滋賀舞台、県が募集

 「街道をゆく」などで知られる作家の司馬遼太郎さん(一九二三〜九六年)の作品について、県が舞台となったシーンや風景を写真や文で表現するコンクールを県が初めて開く。滋賀に思い入れが深かったとされる司馬さんの作品を通じ、地元の魅力を再発見してもらえればとの狙いだ。

 この「司馬遼太郎作品の心に残るシーンコンクール」は、県と司馬遼太郎記念財団(大阪府東大阪市)が今年二月に締結した基本協定にもとづいて企画。滋賀あるいは近江が登場する作品が対象で、優秀作品を盛り込んだ冊子の作成など、コンクールと連動した企画も予定している。

 「街道をゆく」では、旅の始まりである一巻の第一章が「湖西のみち」。さらに「近江の国はなお、雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう」と表現するなど、司馬さんの作品には県内各地やゆかりの人々が多く登場する。

 県担当者も「司馬さんの作品には、至る所に滋賀の魅力がちりばめられている」とアピール。司馬さんの作品を読み、郷土への愛着や魅力再発見につなげたい考えで「心を動かした場面の舞台が実は滋賀だった、ということもあるはず」と積極的な応募を呼びかけている。

 コンクールは「エピソード」「写真」の二部門があり、作中のセリフや風景、文章そのものなど、県にまつわる部分を取り上げた作品を募る。エピソード部門は三百字程度、写真部門は写真と説明文(三百字以内)が必要で、形式は自由。司馬さんの作品が好き、あるいは募集をきっかけに興味を持ったことが条件で、県外からの応募もできる。

 応募の締め切りは来年一月十二日(当日消印有効)。二月中をめどに、部門ごとに最優秀賞などを決める。(問)エフエム滋賀「司馬作品 心に残るシーンコンクール係」=077(527)0830

 (高田みのり)

 

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