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西山さん「殺人の汚名まだ」 呼吸器外し事件で囲む会

再審への決意を語る西山さん(右から2人目)=彦根市で

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 東近江市の湖東記念病院で二〇〇三年に起きた殺人事件で、冤罪(えんざい)を訴えて再審請求中の西山美香さん(37)=彦根市=を囲む会が二十八日、同市内であった。西山さんは、支援者ら百二十人を前に「最後まであきらめない強い気持ちで頑張る」と決意を語った。

 会では、再審弁護団長の井戸謙一弁護士が事件の概要を説明。病室で植物状態だった男性患者=当時(72)=に装着されていた人工呼吸器のチューブを引き抜き、殺害したとする確定判決の問題点を改めて指摘し「患者が亡くなっただけで、事件ではない」と話した。

 西山さんは、八月二十四日に出所して以来初の記者会見も兼ねてあいさつ。自身を取り調べした刑事に好意を持ち、虚偽の自白をしたと明かし「もううそはつかない」と強調し「まだ殺人の汚名はとれていない。ぜひ力をお貸しください」と涙ながらに呼び掛けた。

 再審弁護団によると早ければ年内に再審開始の可否が決まる見通し。西山さんの両親もあいさつし、母の令子さん(67)は「どうか無実を勝ち取ってくれるよう、裁判所が分かってくれるよう願っています」と語ると、大きな拍手が送られた。

 (成田嵩憲、角雄記)

 

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