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重量挙げ大塚選手が7位入賞 えひめ国体

成年男子69キロ級スナッチで115キロを挙げる大塚選手=愛媛県の新居浜市市民文化センターで

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 第七十二回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」は五日、大会六日目を迎え、県勢では重量挙げ成年男子69キロ級で大塚和(とも)選手(びわこ成蹊スポーツ大)が、クリーン&ジャーク部門で七位に入賞した。62キロ級の横田一輝選手(JR東海)は総合九位で惜しくも入賞を逃した。

 自転車はロードレース部門があり、成年男子では中井唯晶選手(京都産業大)が三十五位、少年男子の西村剛選手(瀬田工高)が三十六位と及ばなかった。

 ゴルフは、成年男子の小田原敏弘選手(日野ゴルフ倶楽部(くらぶ))が三十二位などの成績で第一日を終えた。

◆親友の声援受け奮起

 「行けるよ、支えよう」。重量挙げ成年男子69キロ級で、二回目の試技に臨む大塚和選手(21)の耳に、客席からひときわ大きな声援が聞こえた。「とにかくこの一本をとらないと」と気を引き締めた。 

 重さ115キロのバーベルを頭上に持ち上げ、何歩かふらついたが持ちこたえた。一回目の試技で腰を痛め、しびれを我慢しながらだったが「これで次から勝負に出られる」と気持ちが楽になった。後半のクリーン&ジャーク部門三回はすべて成功させ、同部門で七位に入賞した。

 声援を送ったのは62キロ級の横田一輝選手(20)。二人は子ども時代からの親友で、安曇川高で一緒に重量挙げを始めた。時には仲間、時にはライバル。切磋琢磨(せっさたくま)して国体の舞台に登り詰めた。

 先に競技した横田選手は自己ベストを更新したが総合九位で、惜しくも入賞を逃した。五回目で131キロを選び失敗。しかし最後の六回目では、さらに重い134キロを迷わず選んだ。結果は失敗だったが、見ていた大塚選手も「自分も本来の力を発揮しなければ」と奮起した。

 卒業後、別々の道に進んだ二人だが、母校で顔を合わせて練習に励んできた。駅員として時間が不規則な勤務をこなす横田選手は、仕事の忙しさで練習ができない時期もあった。それでも大塚選手たちがプレーするのを見て「続けたくて仕方なくなった」という。

 成年部門でも勝負できるだけの実力はついた。「二〇二四年の滋賀国体までに、優勝できる力を付ける」。二人の挑戦は、これからも続く。

 (野瀬井寛)

 

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