トップ > 滋賀 > 9月7日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

樹齢1000年のケヤキ折れる 長浜・菅山寺

2本のうち1本が折れた菅山寺のケヤキ=長浜市余呉町坂口で(市提供)

写真

 長浜市を代表する巨木の「菅山寺のケヤキ」が、幹から折れていたことが分かった。樹齢千年とされる老木で、弱っていたところに強風などが加わって倒れたとみられる。

 ケヤキは同市余呉町坂口の菅山寺の山門前に肩を並べるように二本あり、そのうち一本が折れた。高さは十五〜二十メートル、幹回りは約六メートル。県自然記念物に指定されている。

 動植物に詳しい市湖北野鳥センター職員の植田潤さんが三日、自然観察に訪れた際に見つけた。三十年来、ケヤキを観察してきた植田さんによると、幹の中が虫食いなどの影響で抜けていて、いつ倒れてもおかしくない状況だった。

 八月の台風5号の影響に加え、月末から三日間ほど強い風の日が続いたことで倒れたと推察する。植田さんは「菅山寺のケヤキは身近に親しめる、市を代表する巨木だった。心配していたが倒れてしまい寂しい」と悲しんだ。

 地元では、菅原道真が手植えしたとして親しまれてきた。地域住民でつくる菅山寺保存会役員の布施善明さん(72)は「ケヤキは寺のシンボル。これだけの歴史あるものが朽ちてしまうのは残念だ」と惜しんだ。

 県は、折れた一本の自然記念物指定の解除も検討する。

 (渡辺大地、鈴木智重)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索