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平安の木製品が焼失 県埋蔵文化財センター

焼失した平安時代末期の木製の耳かき=県教委提供

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 県埋蔵文化財センター(大津市瀬田南大萱町)は九日、木製品を保存加工する機器に不具合があり、塩津港遺跡(長浜市)から出土した平安時代末期の木製品三十五点が焼失したと発表した。大津署などが原因を調べている。

 センターによると、焼失したのは刀を模した刀形代(かたなかたしろ)二点と小刀のさや十四点、耳かき十九点。いずれも二十〜三十センチの木製で、二〇一六年度の発掘調査で出土した千三百点のうちの一部。類似品も多く出土しており、文化財には指定されていないという。

 センターでは空気に触れても傷まないよう保存処理するため、家庭用の電子レンジ大の機器を使い、乾燥させて薬品を染み込ませる作業をしていた。

 機器は一九八三年購入で、長年使われていなかったとみられる。八日午後三時に電源を入れ、処理を始めていた。

 (角雄記)

 

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