• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

記事

体力維持、あの手この手

2017年4月17日 紙面から

 二十三日の投開票日まで二週間の戦いが続く名古屋市長選も、後半戦に突入した。寒暖の差が激しい気候が続いていることに加え、三人の候補者はいずれも還暦を過ぎている。連日、市内を走り回り、疲れもたまってきたころ。長丁場を戦い抜く極意を聞いた。

◆河村さん、40年愛飲の黒酢

 現職の河村たかしさん(68)は、約四十年前から飲み続ける黒酢がパワーの源。特に、地元企業のミツカン製がお気に入り。帰宅後の入浴前に、水で薄めて味わうのが日課だ。

 十一回目の選挙戦だけに、気負いはなく「自然体です」。夜まで街頭演説に繰り出し、翌日の打ち合わせを兼ねて近くの居酒屋へ。ビールや焼酎の水割りで疲れを癒やす。

 市長の公務を挟みながらの選挙戦で慌ただしいが、「人前に出て、昔のお嬢さんたちと話ができる」と普段より元気。睡眠は五時間ほどで、朝はすっきり迎えている。「六十八歳にしては信じられないくらい健康。二週間なんて楽に乗り越えてしまうだろう」と側近も驚くほどだ。

◆岩城さん、妻の手作り弁当

 「声が出ないと思考がうまく働かない。のどの調子はすごく大事」。新人の岩城正光(まさてる)さん(62)が最も気を付けているのが、のどのケアだ。体を冷やさぬよう、お茶とさゆを二本の魔法瓶に入れて持ち歩き、ハチミツやのどあめを小まめに口に運ぶ。その姿に、家族からは「まるで『くまのプーさん』のようだ」。

 食べることが力の源で「嫌いなものはない」と断言。随行スタッフが気を付けるのは「忙しくても必ず食べさせること」。移動中でも素早く食べられるよう、妻の泰子さん(60)が毎日、一口サイズのおにぎりとサンドイッチを手作りしている。スタッフは「食べることで『家族が支えてくれている』と感じ、安心感を得てほしい」と話す。

 スケジュールにとらわれない街頭演説を続ける新人の太田敏光さん(68)は「演説で無理をしないのが一番。声をつぶしちゃうからね。妻が持たせてくれるあめやチョコレートがありがたい。愛が入っとるもんでね」と話す。

 (市長選取材班)

最新記事

記事一覧

なごや市長選新聞 なごや市長選新聞
新聞購読のご案内