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「河村氏は多選」 岩城氏側が追及

2017年4月11日 紙面から

 現職に、新人が挑む構図の名古屋市長選。一時は国政復帰をにらんだが、出馬を決めた河村たかしさん(68)は「市民の皆さんへのご奉公」と三期目に意欲。一方、河村さんと対立し、岩城正光さん(62)を支援する市議らは「『普通は二期まで』と多選批判していた改革派の影もなくなった」と攻撃材料にする構えだ。

 告示日の九日の河村さんの街頭演説。衆院議員時代の同僚、上田清司埼玉県知事が駆け付け、天下り廃止や自身の給与カットの実績を紹介し「庶民のための政治をやっている人は少ない」と改革姿勢を評価。「役所の文化を変える戦いは時間がかかる。だから、また市政を担ってほしい」とエールを送った。

 上田知事は、自身の任期を三期までと定めた多選自粛条例を「県民の期待を実現するため」と自ら破り、四選出馬に批判を浴びた過去がある。河村さんも今回の出馬にあたり、市議らから「多選ではないか」と追及されたが、「任期制限の社会制度をつくるためには、続けることもある」などと突っぱねた。

 河村さんは今回の選挙公約に「米ロサンゼルスでは、市長は二期八年を超えて立候補できない」と例を挙げて何らかの任期制限の実現を目指すとしたが、市議らは「自分が実践しないのに」と反発。岩城さんは多選の是非に触れることは少ないが「『二期八年まで』と言ったのに説明責任を果たしてない」と追及している。

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