静岡

民進・平山さん初当選

2016年7月11日

◆「現場目線で初心忘れず」

初当選を果たし、「丸子峠大鯛焼き」を贈られ笑顔の平山佐知子さん=10日午後8時6分、静岡市葵区で

写真

 初当選した民進党新人の平山佐知子さん(45)は、午後八時に当選確実が報じられると、静岡市葵区の開票集会の会場に姿を現し、集まった支援者に拍手で迎えられた。「一票一票の重みを受け止め、これからも現場目線で、初心を忘れずやっていきたい」と笑顔で決意を述べた。

 NHK静岡の番組キャスターとして、非正規雇用の苦しい状況で働く人たちなどの声を聞いてきた。テレビで顔を知られている自身も、正規職員ではなく一年ごとに契約を更新するキャスター。遊説では「来年は仕事がないのではないかとずっと苦しかった」と共感を誘った。平山さんは「聞いてほしい心の声を聞いてくれる、と思ってもらえたのでは」と票を投じてくれた人への感謝を口にした。

 番組の視聴者層だった主婦や年配の男性にはファンも多く、遊説先で握手を求められることもしばしば。だが華やかなアナウンサーの雰囲気は、十八日間の選挙戦で変わっていく。榛葉賀津也党県連会長いわく「声をからし、汗にまみれ、政治家になった」。ウグイス嬢と聞き分けがつかなかった澄んだ声も、終盤は力強い叫びになっていた。

 ひとり親家庭の支援や子どもの貧困対策、給付型奨学金の創設など、「皆が笑顔で輝ける社会」への尽力を誓った。最も訴えてきた格差是正に向け「正社員を増やした企業への助成などを考えたい」と話した。報道各社の取材に応じた後、あいさつ回りのため、慌ただしく会場を後にした。

主な政党の公約

新聞購読のご案内