静岡

県内に縁 比例2候補走る

2016年7月8日

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 参院選は終盤を迎え、十日の投開票日まで残りわずか。静岡県内で政治家、首長として手腕を振るったゆかりのある候補者も比例代表で立候補し、静岡選挙区(改選数二)の候補者に負けじと、県内で盛んに支持を訴えている。

◆片山さん「経済で力生かす」

集まった支援者とガンバロー三唱で気勢を上げる片山さつきさん(左)=JR沼津駅南口で

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 「人生で必要なことは全部、静岡で教えてもらった」。自民党現職の片山さつきさん(57)は今月初め、沼津市選出の県議や市議が集まる中、JR沼津駅南口に緑色のジャケットとスカート姿で登場しアピールした。

 片山さんは二〇〇五年の郵政選挙で静岡7区から自民候補で出馬し、当選したが、〇九年の衆院選で敗北。一〇年の参院選で自民の比例代表から立候補して当選し、国政に復帰。静岡で国政選挙の初当選と落選を経験した因縁もあって、節目節目に来県し、人脈や支援組織を拡大してきた。

 演説では、英国の欧州連合(EU)離脱で混乱する世界経済に触れ「静岡から国政の場に送り出してもらわなければ、経済政策で力を生かせない」と静岡拠点の活動を強調。「これから沼津を中心とする県東部にとって大きなプロジェクトが始まる。みなさんと一緒に仕事がしたい」と訴えた。

◆鈴木さん「浜岡廃炉で安全に」

街頭演説で浜岡原発の廃炉などを訴える鈴木望さん=御前崎市内で

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 前衆院議員で一九九八〜〇九年に磐田市長を三期務めた鈴木望さん(67)は、おおさか維新の会公認候補として比例代表で出馬した。地元の衆院静岡3区を拠点に、中部電力浜岡原発(御前崎市)の廃炉、地方分権の推進、行財政改革を訴える。

 鈴木さんは一二年の衆院選で旧日本維新の会から静岡3区に出馬し、比例復活で初当選。一四年の衆院選は旧維新の党から比例九州ブロックに出馬し、落選した。もともと、衆院静岡3区に支持基盤があり、脱原発と浜岡原発廃炉をライフワークとしていることから、今回は3区内をくまなく回っている。

 四日には浜岡原発が立地する御前崎市の街頭に立った。「ふるさとの安心・安全を守るためには、浜岡原発はいらない。廃炉にして、廃炉技術研究所や最新鋭の火力発電所を設置し、原発に変わる地域振興策にしたい」と有権者に脱原発を呼び掛けた。

(参院選取材班)

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