静岡

静岡選挙区終盤情勢 岩井氏、平山氏が優位

2016年7月6日

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 十日投開票の参院選で、中日新聞社は五日、中部九県(静岡、愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、石川、富山)の終盤情勢調査の結果をまとめた。

 静岡選挙区(改選数二)の情勢は、先行する自民党現職岩井茂樹氏(48)に民進党新人平山佐知子氏(45)が続き、自民、民進の現新二氏が優位な戦いを進めている。共産党新人鈴木千佳氏(45)、無所属新人大嶽(おおだけ)創太郎氏(33)、諸派新人江頭俊満氏(53)の順で三新人が追う展開。ただ、全体の四割以上が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。

 岩井氏は自民支持層の八割以上を固め、公明党支持層の八割弱の支持を得た。支持政党なし層からも一定の支持を獲得し、安定した戦いを進めている。年代別でも幅広く支持を集め、四十〜五十代の支持が最も多かった。

 平山氏は民進支持層の九割弱、支持政党なし層では最多の六割の支持を得た。自民支持層の一部にも食い込んでいる。年代別では六十歳以上が最多で、続いて十〜三十代の支持が多かった。

 鈴木氏は共産支持層の八割を固めたが、共産支持層以外への広がりが見られない。大嶽氏、江頭氏は厳しい。

 比例代表の投票先は、自民が最多の三割弱を占めた。民進は二割弱で、公明、共産が続いている。「分からない・無回答」が四割超だった。

 参院選への関心は、「大いに関心がある」「ある程度関心がある」を合わせた割合は65・6%。一三年七月の前回参院選の69・1%、一四年十二月の衆院選の66・4%に比べ低水準で、投票率低下が懸念される。

 本紙は二〜四日の三日間、九県の有権者に電話で調査し、六千七百二十人から回答を得た。

 ▽静岡県内の調査の方法 有権者を対象に2〜4日の3日間、RDD法で実施。対象者にかかった1188件のうち、800人から有効回答を得た。回答率は67・3%。性別や年代構成を反映させて集計した。

◇静岡選挙区立候補者(改選数2)=届け出順

江頭 俊満 53 幸福実現党員     諸新

平山佐知子 45 (元)キャスター   民新=社

鈴木 千佳 45 党県常任委員     共新

岩井 茂樹 48 (元)経済産業政務官 自現<1>=公

大嶽創太郎 33 ジャーナリスト    無新

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