静岡

主要候補が一押しの主張 公示後、初の日曜

2016年6月27日

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 参院選公示後、初の日曜日となった二十六日。梅雨の中休みで天候にも恵まれ、静岡選挙区(改選数二)に立候補した主要政党公認の三候補は、朝から繁華街や公園を巡った。訪れた先では他候補との違いを意識し、一押しの主張を訴えた。

◆平山さん「格差拡大待ったなしの状態」

公園の入り口に集まった人たちと握手してあいさつする平山佐知子さん(左)=藤枝市若王子の蓮華寺池公園で

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 民進党新人の平山佐知子さん(45)は午前八時、藤枝市若王子の蓮華寺池公園からこの日の遊説を始めた。早朝から散歩やジョギングに訪れる市民も多い地元の憩いの場。まだ涼しく心地よい時間で「選挙戦五日目の朝、元気いっぱいです」と笑顔で手を振った。

 選挙戦が始まって、正社員として就職できるか不安な若者や、低賃金で懸命に福祉施設で働く人の声をあらためて聞いたという。「格差が広がっている。待ったなしの状態と思った。困っている方々のための政治をやりたい」と訴えた。

 テレビ局キャスターとしての知名度は高く「どんな人かなと思って来てみた。若くていいね」と話す年配者もいた。

◆鈴木さん「子育てや若者応援最優先に」

選挙カーの上から手を振って支援を呼び掛ける鈴木千佳さん(右)=静岡市葵区呉服町で

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 「七割が投票先を決めていないようだ。身近な問題から支持を広げたい」

 新聞の世論調査結果を受け、共産党新人の鈴木千佳さん(45)は幅広い層に支持を訴えようと、午後、人通りの多い静岡市葵区呉服町のスクランブル交差点に繰り出した。

 選挙カーの上から買い物途中の若者らに手を振り、「子育てや若者応援に税金を最優先に使う政治に変えていきましょう」と主張。若者を酷使するブラックバイトの是正や最低賃金の引き上げなど、労働環境の改善を強く訴えた。

 介護職の若者もマイクを握り、職場は慢性的に人手不足で、非正規のため収入も少ないと声を上げた。

◆岩井さん「アベノミクス成功させる」

集まった支援者に感謝を伝える岩井茂樹さん(左)=御前崎市池新田で

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 再選を目指す自民党現職の岩井茂樹さん(48)は午後、御前崎市池新田地区の二カ所で街頭演説した。

 田園地帯にある農協施設一角での演説には、農家の人々が作業の手を休め、軽トラックでやって来た。二カ所目は、祭り用品店の駐車場が会場。中高年男性ら五十人ほどが集まった。

 岩井さんは、野党だった初当選時は演説するとやじが飛んだと苦労話を披露。変わらぬ支援に感謝し「恩返ししたい」と強調した。「アベノミクスは成功させなくてはいけない。その向こうに明るい未来が必ずある」と述べ、地方都市では効果を実感しづらい経済政策への理解を求めた。聴衆と握手を交わし、ガンバロー三唱で一体感を高めた。

(参院選取材班)

◇静岡選挙区立候補者(改選数2)=届け出順

江頭 俊満 53 幸福実現党員     諸新

平山佐知子 45 (元)キャスター   民新=社

鈴木 千佳 45 党県常任委員     共新

岩井 茂樹 48 (元)経済産業政務官 自現<1>=公

大嶽創太郎 33 ジャーナリスト    無新

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