静岡

期日前投票 大学や商業施設で一票

2016年6月24日

 参院選の期日前投票が二十三日、県内でも始まった。投票日前日の七月九日まで、選挙人名簿に登録されている市区町の投票所で原則午前八時半から午後八時まで投票できる。

 選挙人名簿登録者数に対する期日前投票率は、前回参院選が10・54%だった。

 投票所数は過去最多の百二十二カ所で、今回初めて商業施設や、選挙権年齢の十八歳以上への引き下げを受け、若者向けに大学構内にも初めて開設する。商業施設はイオン焼津店二階特設会場(焼津市)などの四カ所に開設。大学の期日前投票所は七月五日午前八時半〜午後七時に日本大国際関係学部三島駅北口校舎(三島市)に開設される。

(本田英寛)

◆買い物ついで、気軽に 焼津の商業施設

期日前投票所に訪れた買い物客ら=焼津市で

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 期日前投票所が県内の商業施設で初めて開設された焼津市祢宜島(ねぎしま)のイオン焼津店では、二十三日午前十時から二階に設けられた投票所に買い物客らが続々と訪れ、票を投じた。

 倉庫として使われていた二階の約六十平方を無償で借り、投票記載台を十台設置した。買い物ついでに立ち寄る女性の有権者が目立った。投票した焼津市上新田の塚崎弘美さん(69)は「わざわざ投票所に行かなくて済むので、とても助かる」と話した。

 参院選から選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられるため、市選管は若者が多く立ち寄る同店に協力を求めた。県選管によると、同店を含めて県内四施設に設置されるが、投票日前日の七月九日まで毎日開設するのは同店だけという。開設時間は七月九日までの毎日午前十時〜午後八時。

(佐野周平)

◆紙ナプキンに「選挙へ行こう」 三島の2大学に設置

 三島市選管は二十三日、選挙権年齢の引き下げで投票できるようになった十八歳と十九歳の学生に参院選への関心を高めてもらおうと、学生発案のメッセージ入りの紙ナプキンを市内の日本大国際関係学部と順天堂大保健看護学部の食堂に設置した。

 紙ナプキンは薄い茶色で、縦一三センチ、横八・五センチ。日大に三万枚、順天堂大に一万枚を置いた。日大国際関係学部二年の戸高晃(ひかる)さん(19)が考えた「選挙へ行こう。あなたが思い描く未来は何ですか?」と「私が選ぶ私の未来。あなたが選ぶあなたの未来。さあ、声をあげよう」とのメッセージが書かれている。市選管によると、啓発メッセージ入りの紙ナプキンを大学に配置するのは県内で初めて。

 日大生へのインタビューを通してメッセージを思い付いた戸高さんは「選挙は自分たちの未来を自分たちで決める手段の一つと感じた。その率直な気持ちを書いた」と話した。

(山田晃史)

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