静岡

<18才の夏> 浜松の高3「この人なら」

2016年6月24日

◆期日前投票 祖母の勧めで初の一票

 選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられて初めての国政選挙となる参院選の期日前投票が二十三日、静岡県内でも始まった。期日前投票所が設けられた浜松市東区役所では、同区の高校三年生、滝本真尋(まひろ)さん(18)が、初めて一票を投じた十八歳の一人になった。

 滝本さんは、ニュージーランド・オークランド市の高校に昨年一月から留学している。三月から長期休暇に入り、日本に帰国。七月十日の投票日は医療ボランティアのためスリランカに滞在している。

 期日前投票に足を運んだのは「おばあちゃんに言われたから」。正直面倒な気持ちもあったが、祖母の斉藤次代(つぎよ)さん(70)に「初めての選挙だから行ってみたら」と一カ月ぐらい前から何度も声を掛けられた。

 日本の学校の授業で学んだことを思い出した。「世代間格差をなくすために、十八歳以上に引き下げられたんだよね。行こうかな」。次代さんが付き添い、二人で区役所にやってきた。

 選んだのはインターネットで主張を見て「この人だったら大丈夫かな」と感じた候補。政治資金の私的流用問題で辞職した東京都の舛添要一前知事のニュースを新聞やテレビで見た。「舛添さんみたいに自分優先じゃなくて国民優先。国民の意見をしっかり反映してくれるリーダーになってもらいたい」

 開票の結果は、ニュージーランドに戻ってから調べるつもりだ。「誰が当選するのか分からない楽しみもある。自分の一票が反映されたらいいな」と笑った。 

(石川由佳理)

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